NIKE HUMAN RACE 10K

富士山



「レースとサンボマスターは最高でした!」


Nike Human Race@本栖湖に参戦しました。

世界25都市で同日同時にスタート。"世界と走る"と謳った壮大なコンセプトの大会。

皆、この赤いTシャツを着て走ります。
これは荷物預けの列で撮ったものですが、これだけ集まった人、人、人が
同じ赤いTシャツを着ると、その風景も壮観です。これは現場に居ないと実感出来ないでしょうねー。

こちらはスタートラインです。


コースの殆どはアップダウンでした。
後半は6kmからひたすら下りでペースが上がらない様にセーブするのが難しかった。。。
ただ快晴の天気に恵まれ、景色も良く気持ち良く走れました。
本栖湖を眺めながら走るのは本当に気持ち良いです。
特にレイクビューは絶景でした!


さてレースは後半、1kmおき位にNIKEの看板があって
「自分の底力を世界に示してやれ」とか
やたら煽る様なメッセージがあって、まんまと乗せられましたw


正式タイムは48分12秒、何とか50分切りは出来ました。
無理なくレースモードで走って結果が出たので一安心。
ただ、7.5km地点で4分29秒と下り坂で飛ばしてしまったのが反省点です。


フィニッシュ・エリアの本栖湖は最高の眺めでしたが、携帯を腕に装着して走れば良かった!
そうすればいい写真撮れたのに。実はこの辺、一番の反省点ですね。。。
またゲストで来ていた五輪代表の朝原、為末、池田選手らが
フィニッシュ・エリアでお出迎えしてました。握手してもらえてラッキー!


さて10km走った後はライブです。

開演辺りはライブ会場にいる人も疎らで、昼寝がてらゴロゴロしながら見てましたが
ライブ後半は雨が降ったり止んだり、また風も冷たく体が冷える位でした。


そんな中でもHOME MADE 家族や、サンボマスターのステージは楽しめました。
特に熱かったのはサンボマスター。今日の更新冒頭の言葉はステージで
「今日家に帰ったら、とりあえずレースとサンボマスターだけは最高でしたって言ってくれ!」
との業務命令があったのでね。


因みに、サンボマスターのステージは一々熱いメッセージを投げ掛けて来るし
久々に熱いライブに参戦させてもらいました。昼寝してる場合じゃないっスよ!
トリは木村カエラ

しかし、帰りのバスの時間もあって1曲だけ聴いて会場を後にしました。


実はここからが辛かった…
バス乗り場の駐車場には帰路の第一便、18:15出発のバスに乗ろうと
多くの人が集まってました。東京・新宿組はとりあえず整列だけさせられて
ひたすら待たされます。。。


発着地区別に誘導するまで、百歩譲って良しとしても
何時頃にバス乗車が出来て、出発の時間やら、大まかでもフォローが欲しかった。
バスを待つ1時間半、ただ立ちっ放し。参加者は時間を守って帰りのバスに乗ろうと
集合してる訳ですから。18時前にはバス発着場に来て、バスに乗れたのが19時半。
東京行きのバスが現れた時には拍手すら起きましたもん。


走り疲れたランナーをさらに疲労させたという意味では、
ランナーのケアに行き届かない大会と評するしかありません。


但し、来年以降も日本が"NIKE HUMAN RACE"の一開催国として名乗り出るのなら、
何も日本の象徴・富士山を選ばなくともアクセスが容易な開催地を選び直すか、
富士山に拘るならばバスツアーを一から見直す必要があると思います。
ライブイベントとランニング大会を両立させようとする時点で、結構無理がある訳ですし。


これだけの苦言を呈するのも、参加して良かったと思えるランニング・イベントで
また来年も出たいなって思わせるのに十分だったからです。


今回、初開催としては70点かな?
点数を付けるのは失礼でしょうが、敢えてこういうまとめにしたいと思います。
もちろん来年への期待も込めて。

因みにコレはフィニッシャーズ・アイテムのバンドです。
なかなか気に入ってますよ。