マイケル・ジャクソン "She's Out Of My Life"

マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD]

マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD]

3月の、あの震災からマイケルのDVD集『VISION』を観る事がかなり多いのですが
ランニングで疲れているのに眠れない時等は、"She's Out Of My Life(邦題;あの娘が消えた)"を
またDISC3、ポール・マッカートニーとマイケルがペテン師に扮するコメディタッチの"Say Say Say"、
3T "WHY"に心を和ませたものでした。


中でも"She's Out Of My Life"は、解説で初めて知ったのですが〜
クインシー・ジョーンズフランク・シナトラの為に温存していた筈が、敢えてマイケルに託した事、
またマイケルが歌世界に余りにも感情移入してしまい、何度録り続けても泣き出してしまうので
歌い終えて泣き出すテイクをそのまま採用したというサイドストーリーに触れてから聴くと
不思議なもので、聴いてる側まで惹き込まれるんですね。


PVでは椅子に腰掛け、暗い中で灯りの下で歌うだけという、シンプル極まりないものです。
但し解説にあったサイドストーリーによって、このPVの奥深さを味わうと、
それはスリラー、今夜はビート・イット、ビリー・ジーン、バッド、スムーズ・クリミナルでは
感じる事の出来ない奥ゆかしさを覚え、さらにマイケル・ジャクソンという人を知りたくなるのです。


今、マイケルが生きているか否かではなく、ファンである一人一人のハートに
息づいている限り、マイケル・ジャクソンは永遠なんだと思っています。
マイケルの一曲一曲に籠めた思いを知りたいと、今でも思うのです。


やっぱり寂しいな。。。