少女時代を聴く。

世の中、韓流ブームですが
まさかの自分までハマるとは想定外でした!

GIRLS' GENERATION(通常盤)

GIRLS' GENERATION(通常盤)

MTVやら、音楽専門チャンネルでPV等を観る機会が多く
特に"GENIE""Show Show Show""Run Devil Run"
惹かれたクチでしたね。


アルバム収録ナンバーもなかなか個人的にはツボに入るダンスナンバーも充実。
但し日本語歌詞の乗せ方は、如何に気持ち良く聴かせるかといったダンス・ミュージックの快楽性を追求しただけとも
囚われそうなリスクも孕んでますが、それで僕は十分だと思っていますし、そういう意味ではアルバムのクオリティは
かなり高いんじゃないかなーと思っています。中でもお気に入りは、まず"The great Escape"
無機質なイントロ、コーラスに入るまでのメロディ感の無さといい、良くぞここまで削ぎ落としたなと。
悪く言えば詰めが無い、良く言えばクールに仕上げたという感覚ですが、コーラスから雪崩れ込む躍動感は
一気に惹き込まれます。"反証する可能性 を肯定して あらかじめ Before Too Late"等、
歌詞は半ば強引にも感じますが、トラック含めてダイナミックに煽られるので違和感がありません。
如何にもな量産型ダンスナンバーでも、後々思い出しては聴きたくなる1曲になると思います。
素直にカッコイイですね。


アルバム中の新録で次によく聴くのが"Beautiful Stranger"ですね。
ギターの効いた聴き易いシンセポップ。"The Great Escape"とは違って、アレンジもきちっと施されているナンバーですね。
クレジットにEvan Rogers / Carl Sturkenという懐かしい名前を見ました。
熱心なリズム・シンジケート・ファンではありませんが、彼等の手掛けたナンバーでも好きな曲はあります。
オーソドックスなアプローチで聴かせる歌心たっぷりなナンバーも多く、特にお気に入りは以下の2曲〜
イヴリン・シャンペーン・キング "When Your Heart Says Yes"、シェリル・リン "Everytime I Try To Say Goodbye"は
忘れられませんねー。最近では、かのリアーナのデビューのきっかけを作ったのも彼等ですしね。


閑話休題。少女時代は、あの美脚という強力な武器?も然る事ながら、目指す所は日本のマーケットだけでなく
幅広い世界進出も目論んでいるのでしょうかね。新曲の "Mr.TAXI" を始め、良く練られたナンバーが多い事と言い
歌番組で観る彼女達のパフォーマンスもかなりのグレードで、感心しきりですよ。
日本では未発表のナンバーのリリースも含めて、今後の活動も楽しみです。