「普 通 の 人」になりたいですか?

★13:00〜14:00 公開討論会・パート1
テーマ:もしも、今「まったく 普 通 の人になれる」とするなら、
    “ 普 通 の人”を望みますか?

改めて凄い質問ですよね(笑
この質問、"何時?" が存在しないので解釈によっては答えが幾つもある。
語り切れない話だし、余りにも話が膨らむので直球で答えます。


            僕は 普 通 の人を望みます!


3つの理由と、1つだけ反対意見を挙げます。
見た目問題、というテーマに沿えば単純に外見上の問題として
理由を挙げれば良いと思いますが。。。
※ 外見的な問題。
外見的な事が一番でしょう、先天性リンパ管腫の手術を繰り返し、
高校を卒業するまでは極端に大きかった左頬が、同年18の夏に入院して、
19の夏に退院するまで、1年の入院生活&3度の手術で頬がへこみました。
左頬は明らかな陥没状態です。
時に、思い込みもあるとは思いますが、何気ない周囲の視線が
降り注がれるのを感じるストレス、他人に気を遣い過ぎてしまうストレス。。。


※ 将来的にみて、治療・通院費用がかさむ「経費的な問題」。
経費的、または未知の不安とも言えます。
僕には急を要する訳ではありませんが、ゆくゆくは60前後になれば
手術が必要になるだろうと言われています。
左顎関節が無く、右の顎関節だけで大きな顎を支えているので
将来的には顎がボロボロになるだろうね、と言う予測の話ですが。。。
なので普通になれば、将来における未知の不安が無くなります。
もし今、その右顎の負担を減らす手術を施すならば、
自分の骨盤の骨を動脈ごと形成&移植して左に関節を造形する。
チタンで関節を作り、移植と言う手段もありますが30代から移植すると
間違いなく60までは持たず、何らかの感染症や周囲組織のアレルギーも
あるだろうと言われています。その場合は再手術です。
どの道、途方に暮れる様なリハビリが必要な事から、
元気に生きている今現在、果たして、しなければいけない手術かどうか
医師としては勧めにくいとも言われました。


※ 顎関節の「機能的な問題」。
機能的に言えば僕には左顎の関節、歯と歯茎はありません。
歯と歯茎はは治療の過程で無くした物ですが、顎関節は元々、無かったそうです。
先天的、みたいですね。
また先天的顔面奇形でもあったので、噛み合わせが右の奥歯一点のみでしか
噛み合わないので、普通に噛み合う事が分かりません。
だからトーストをかじった時に、きれいな歯形を作ってみたいのです。
普通の噛み合わせって、どんな感じなんですか?


※ でも今のままでも、良い。〜育った環境と出会い〜
これは結論ではありません。
疾患を背負って、物心付く前から酸素テントや吐血、無機質な手術室、
幼少期を思い返すと、こういうフラッシュバックがあります。
3〜4歳の僕には、理解を超えた入院・手術、また青年期の悩みや、
症状を受け入れるまでの過程。(受容というか、ある種の開き直りに近い)
これが無ければ、果たして今までの人生で出会った人達とは
巡り合っていないと思います。また病気の人の気持ち等、理解出来ないでしょうし
僕には、心の良い、すてきな友人がいる。
僕にとっては大事な人間関係です。
仮に生まれた時から普通だったら、今の人間関係は違う物になっていたでしょう。
だから、今で十分。親にもらった身体はかなり丈夫みたいだし。。。
こういう思いもあると言う事です。


今の生活で、明日から左右対称の普通の顔になって、疾患も消えたら?
・・・みんな、驚きます(汗


あのですね、語り尽くせません。
疲れました(泣
誰か、コレは改めて語りせんか?(苦笑