R.I.P テディ・ペンダーグラス。。。

悲しいニュースが。

その情熱的な歌声でこれぞR&Bという名曲を多数歌い上げてきた名シンガー、
テディ・ペンダーグラス(Teddy Pendergrass)が13日、亡くなった。

1950年生まれのペンダーグラスは、80年代ころまでR&Bで主流だった
熱く情熱的な歌声を特徴とするスタイルの代表的シンガーのひとりで、
特に濃密で力強い歌声の持ち主。
フィラデルフィアを拠点とした人気ソウル・グループ、
ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツを経て1977年にソロアルバムを発表。
以降、多数のヒット曲を生み出し"Close the Door"、"Love TKO"などで
多くのファンに愛される一方、日本では"Do Me"という曲が
ドリフターズの「ヒゲダンス」に流用されたことでもおなじみ。


1982年に交通事故にあい、体の一部に麻痺が残ったが音楽キャリアに復帰、
以後2006年の引退宣言まで活躍を続けてきた。
正確な死因は今のところ不明だが、息子のテディ・ペンダーグラス2世のコメントによると、
8ヶ月前に結腸ガンの手術を行った後、体調が回復しないままに
フィラデルフィアの病院で亡くなったという。享年59歳。
ご冥福をお祈りします。

〜上記報道は、notraxより引用〜
http://notrax.jp/news/detail/0000007944.html



車椅子で復帰したステージ。
アシュフォード&シンプソンと共に歌った"Reach Out And Touch"です。



1985年7月。シンガー、テディ・ペンダーグラスが遂にステージに戻った映像。
数万人の観客の割れんばかりの歓声に迎えられ、
電動車椅子を操縦してステージに現れたテディ。
盛大な歓声に迎えられるテディの表情、ステージに復帰出来た喜び。。。
いやそれまでのリハビリ、闘病生活、事故から2年の月日。
彼の胸中に去来するものは想像以上の辛い日々だったかも知れない。


事故に見舞われる前に発表した代表作の1枚『Life Is A Song Worth Singing』
"歌は人生そのもの"、だったのは寧ろ事故に合い障害を負いながらも、
精力的に活動した時代にこそ言えるタイトルではなかったかと思います。


蛇足ながら〜。
http://d.hatena.ne.jp/flytetyme/20080524/p2
「テディ&ルーサー」というエントリーで
テディ・ペンダーグラスについて触れています。


テディ・ペンダーグラス。
熱いハートの篭った歌を、ありがとう。