やっぱり、マイケル・ジャクソン。

先日、久し振りにCDショップへ行きました。
地元のCDショップですが、マイケルのCD、DVDはSold Outです。
有名アーティスト逝去に伴う、よくある光景ですね。


ひょっとしてと思い、中古CDも扱う
総合ソフト店にも行ってみると中古CDですら在庫切れ。
2〜3ヵ月経って、風化された事が証明されるかの様に
マイケルの中古CDが賑わう日が来るのか。はたまた・・・


ただ折角買ったのなら、じっくりとアルバムと向き合って欲しいな、
というのがファンである自分の心理です。
勿論、個人個人の嗜好にフィットしなければ仕方ありません。
誰も優れる、劣るの判断を下す事は出来ませんしね。


自分は小さい頃から親戚のオジさんにレコードを沢山聴かせてもらった事で
マイケルのファンになった訳ですが、そういう意味では
リアルタイムで楽しめた事は、本当に幸せな事だと感じています。


そんな、レコードを聴かせてもらった'80年代。
マイケルがその頃リリースした曲で、オールタイム・フェイバリットを
泣く泣く絞って、たった3曲だけ紹介します。


スリラー(紙ジャケット仕様)

スリラー(紙ジャケット仕様)

"Thriller"
映画館でガールフレンドとホラー映画を楽しむマイケル。
そのホラー映画の内容がデジャヴの如く、スクリーンを飛び出したという設定ですが、
「映画に映る怪物から、君を守ってあげるよ。
こんなスリラーなゴーストよりも、君をゾクゾクさせてあげられる。」
歌詞を読む限りは、ただのスリラー・ナイトではなく、こんな怖い映画を観た夜だから
君は僕と過ごすべきなんだと歌う"ラブソング"なんじゃないかと思います。


ショートフィルムが余りにも衝撃的過ぎて、今や歌詞の内容すら霞んでしまってますね。
勿論、ショートフィルムも大好きです。当時、MTVを観た訳じゃないけど民放でも観れた気が・・・
芸能人がしきりにショートフィルムのパロディ&完コピしていた様な。
この辺の記憶は曖昧です。


"Billie Jean"
理屈抜きでカッコいい。
このハネたリズム、後のニュージャックスウィングに通じるんじゃないかと思います。
テディ・ライリーも自身のBlackstreetでカバーしていましたね。
"No Diggity"のリミックスでリリースされましたけど。GUYがカバーしても・・・
アーロン・ホールが吼えまくる"Billie Jean"、意外と面白いかも!?


蛇足ながらムーンウォークは中1の頃、ウマい友達がいました。よく昼休みに
学校の玄関に敷いてある"すのこ"の上だと滑り易いって見せてもらいました。
尤も、自分には教えてもらっても出来ませんでしたが(苦笑


バッド(紙ジャケット仕様)

バッド(紙ジャケット仕様)

"Smooth Criminal"
これも本当にカッコいい。
マフィアに扮するショートフィルム、あの前傾で倒れないシーンが焼き付いてます。
フルでは40分超って聞いた事がありますが、いまだにフルヴァージョンを観た事がありません。
最近作では"You Rock My World"でも、同様にマフィアに扮していました。


この曲、"Annie,Are You OK?"というフレーズがとても印象に残っています。
リズムもBメロに入る前後で変化するし、独特なビートも気に入ってます。
この『BAD』でのマイケルはとにかくアグレッシブなビート・ナンバーを
量産していた気がします。より、強いビート感を求めたというか。
そう思うとテディ・ライリーとのコラボレーションを求めたのも、ごく自然な流れですね。


マイケルのお気に入りソングは、これだけじゃありません。
小学生の頃は・・・また中学、高校、そして大人になってからは・・・
其々の世代で好きな曲も変わって、よりマイケルが好きになりました。


余りにも衝撃が大き過ぎて、何を日記にすればいいのか戸惑う事もありましたが
マイケルを聴いて、ショートフィルムを観て、改めて気付いたのは
彼の遺した音楽は永遠だという事。


これまでレコーディングして未発表のナンバーも
何百曲と眠っている事でしょう。'80年代〜最近のものまで、アルバムという形で
世に出る事を期待してます。またビデオでしか観られなかった『Ghost』もDVD化して欲しい。
ショートVer.は観た事がありますが、2BAD、Is It Scary?もパフォーマンスしているので
是非観てみたいです。


さてマイケルは今後も少しずつ、振り返りたいと考えてます。


今月はホノルルマラソンの宿、航空券、ツアーやら
プランニングで忙しいですが、また地道に更新してゆきます。