Ruben Studdardにジャムルイ。

アメリカン・アイドルでも有名な
ルーベン・スタッダードの新作です。
これまで所属したJレコーズを離れ、エリオット・ヤミンも所属する
ヒッコリー・レコーズからの4thアルバム。

Love Is (Dig)

Love Is (Dig)

新作はカバー曲が多く、ニューレコーディングは僅か。
注目したいのは、ジャム&ルイスが5曲をプロデュースしてる事!!
今年はジャム&ルイスの名をなかなか聞かず、
すっかり御隠居?状態でジャムルイ・マニアとしては
寂しい限りでした。。。


ジャム&ルイスのオリジナル・ソングは1曲"Song For Her"のみ。
他はカバーソングのプロデュース。
最近はカバーソングを手掛ける事が多い様な。。。
手掛けるならば、ジャムルイのオリジナルソングを聴きたいものです。
但し先述の"Song For Her"はジャムルイらしいバラード。
ピアノに導かれる美しいイントロから、コード展開といい、
ジャムルイらしく手堅くまとめた小品。聴けば聴くほどに味わいが増してきます。


因みに他にはスターゲイトも新曲を2曲手掛けており、
"Together"、"How You Make Me Feel"と何れも素晴らしい出来映え。
売れっ子は何をやってもノッてるもので、ベイビーフェイスが次々とヒットを
量産していた頃を思い出しますね。


一番面白いトピックスと言えばマイケル・ジャクソンのカバー"I Can't Help It"。
ジャム&ルイスと、ミックスを手掛けるテディ・ライリーの共同プロデュースと
クレジットされており、軽い興奮を覚えます。
テディがミックスしただけあって、彼らしい硬質なビートが印象的。
恐らく"この曲ならテディに任せてみないか?"といったジャムルイのアイデア
招かれたのでしょう。


ジャム&ルイスとテディ・ライリーと言えば、ジャネット『The Velvet Rope』からカットされた
"Go Deep"、"I Get Lonley"のリミックスをテディが手掛けていましたね。
当時は非常に興奮しましたけども(笑


ジャムルイのほかにフライトタイム勢が手掛けるのは3曲。
何れもジョン・ジャクソンに任せています。


それにしても、本当に嬉しいなぁ。
ジャム&ルイスがプロデュース活動を続けてくれていて。
次は誰とコラボしてくれるのか、気長に待ち侘びて。。。


蛇足ながらジャケット、インナーでルーベンと共演するエキゾな女性。
彼女はシャンテ・ムーアです。クレジットもありますが、どういう経緯か謎ですね。