ホノルルとは?

最近の更新はなかなか出来ませんでした。
はてな」はしっかりPCと向き合って記したいのですが
PCと向き合う時間の都合が取れませんでした。


近況としては、今でも走り続けてます。
寒くなって左膝に違和感を覚える事もあって、無理はしてません。
気候は完全に冬ですね。


この時期に走り込んで頑張っても、ホノルルで効果を発揮する事はありません。
今は少しペースを落として、フォームを確認しながら
ここまで鍛え込んだ持久筋、心肺機能の維持に努めるだけです。
とにかくコンディショニングですね。


さて、タイトルからして固いテーマです。
この時期、去年もそうですが疲れも溜まり、精神的にもやや緊張する事もあります。
ホノルルマラソンへの思い入れが強過ぎるんですね、きっと。


今年、ホノルルへの旅行日程は2泊4日です。
その分だけ、好きな店に行ける時間にも限りがあります。
レンタカーを借りる手段もありますが、車に乗る時間が殆どないと思います。
オアフの地図と睨めっこしながら、つくづく走りに行くだけだなと感じる時もあります。


ラソンじゃなければ観光もゆっくり出来るじゃないかと考えれば
それこそ真っ当だと思います。国内の大会で目標を定めればいい事です。
しかし、ホノルル以外の大会はあんまり考えていません。
地元でもマラソンはありますが、全くエントリーしようと思った事もありません。
正直、どうでもいいとすら思います。


ホノルルがあるから、それに向けてひたすら走り続けるし練習を続けられます。


何故、ホノルルなのか。
具体的に言われると分かりません。
まず、景色ではありません。海が見えそうなイメージですが
海が視界に飛び込むのは2〜300mです。海を見たいならマウイマラソンですがね。


コースもベルリンみたいな記録が出る設定ではありません。
寧ろ、前半カラニアナオレ・ハイウェイ(17km辺り)に辿り着くまでに
体力を使い込んでしまう様な設定です。
攻略は難しいとされる様なコースです。


それでも毎年リピーターは3〜40%も居る大会です。
かといってその理由は、これという決定打がある訳じゃないです。


自分が惹かれるのは。。。
・現地ボランティアのホスピタリティ、そこから生まれる選手が選手をサポートする暖かさ。
(フィニッシュ沿道で完走者が応援に回るのも、あまりないと思います)
・一人で走るマラソンという競技でも、「一人」を感じさせない
・レースにありがちな"完走 → 記録"という数字だけでは計りきれない充実感
・順位ではなく、一人一人が勝者として迎えられる雰囲気


パッと思い付くのはコレ位かな。。。まだ出てきそうですが。


多分、リピーターそれぞれが"自分にとってのホノルルマラソン"があって
毎年完走する一人一人にドラマがあるからですかね?


未だに「ホノルルはこうなんだ、だから好きなんだよ」って言う、具体的な理由は
自分にも分かりません。


でも走り終えて、カピオラニ公園の眩しい緑、青い空に囲まれると、やっぱりこう思う。
「来年もまた来よう」と。


また夢と言う程の大きいものではないですが、挑戦する事の素晴らしさを
毎年感じさせてくれる大会であり、常に上を目指し続ける事の価値を教えてくれます。


全くもって、不思議な魅力がある大会です。
でも一つだけ確実に言えるのは「素晴らしい大会」であるという事です。


こうして文字にすると、気持ちの整理が出来ます。
あと1ヵ月半、大事に過ごそうと思います。

これは残り1kmのフィニッシュラインで見える横断幕です。
「夢にまでみたゴールまで、あと少し」というメッセージが記されてます。