秋ですねー。

やがて、秋。そして、バラードを嗜む秋。
バラードが似合う秋になりました。いい季節です。


Summerの付く曲からの流れ、という訳じゃないんですが
秋、Autumnの付く曲をフライトタイム関連で思い出したので紹介します。

Lo-Key?(ロー・キー?) "Autumn Love"
(デビュー作、『Where Dey At?』より)
ジャム&ルイスの子分的なバンドとして彼等のレーベル、パースペクティブより'92年にデビュー。
ミント・コンディション程、バンド的な出自は薄いものの、ファンクへの傾倒ぶりは
マニアックというか、ジャムルイの器用な所を受け継いだグループと解釈する方がいいかも。


中核を担う、ランス・アレクサンダー&Prof.Tはデビュー前からジャム&ルイスの元で
長く修行しており、プロデューサーとしても活躍。
アレクサンダー・オニールの作品でも辣腕を揮ったものです。
3rd『All True Man』ではメロウな"Hang On"、4th『Love Makes No Sense』では
やはりメロウで、且つマーヴィン・ゲイへの憧憬も感じられる"Aphrodisia"、必殺スロウ"Lady"と
脂の乗ったプロダクションを披露。ジャムルイ仕込み?の器用さを十分に発揮してました。
因みに、かのラルフ・トレスヴァント"Sensitivity"のLow-Key Versionにも関わってるのかな?


さて"Autumn Love"、"Inpeach The President"を敷いた強靭なトラックに
爽やかなコーラス&ラップが絡むアップ。シングルカットされなかったんですかね?


このデビュー作からはスロウ"I Got A Thang 4 Ya!"がR&Bチャートを制覇。
他にも痛快なアップは勿論、スロウには味わい深い作品がギュっと詰まってますね。
"Hey There Pretty Lady"、"Don't You Know By Now"・・・
Lo-Key?、アルバム2枚で消えてしまうには、本当に惜しいグループでした。
↓はチャート制覇したスロウ・ナンバーを。

Lo-Key? "I Got A Thang 4 Ya!"