夏と言えば、この1曲。〜#9
前回のアイズリーズ"Warm Summer Night"(シックのカバー)でも触れた
アンジェラ・ウィンブッシュを紹介。R&Bでいう女流作家と言えば、今やアリシア・キーズ、
ケリ・ヒルソン等が挙げられると思いますが、'80年〜'90年代を駆け抜けた女流作家と言えば
アンジェラ・ウィンブッシュ、個人的にも大好きなアーティストですね。
- アーティスト: Angela Winbush
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1994/03/11
- メディア: CD
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Angela Winbush "Hot Summer Night"
(アルバム『ANGELA WINBUSH』 収録)
アンジェラについては先日も触れましたが、持ち歌からプロデュースした曲まで
R&B好きなら思わずニヤリのヴォーカル・アレンジもステキです。一番、印象に残ってるのは
プロデュースを手掛けたジョルジ・ペタス"Somebody I Used To Know"で、
S.O.Sバンド"Tell Me If You Still Care"のフレーズを歌わせてましたね。
勿論、その特徴のあるヴィブラートの掛かったヴォーカルも、ソウルフルとかじゃなく
凛とした女性の力強さも感じられるのが好きですね。
"Hot Summer Night"、ロマンティックなスロウ。この曲には後半に一仕掛けが。
聴き覚えのあるフレーズは"These Are The Good Times!"、これはシック"Good Times"からの引用。
前回紹介した"A Warm Summer Night"も同じく、シックの代表作「Risque」に収録。
アンジェラがモチーフにしたかは、いざ知らず。しかし彼女が「Risque」を聴きながら、
何らかのインスピレーションを受けたのは間違いないでしょう。
しかし、アンジェラ。この'94年に発表された『ANGELA WINBUSH』を最後に
新作の声を聞かず、あれから14年も経ってしまったとは。。。