R&B Song Book "You"〜Pt.19

このコーナーは"アナタ"をシンプルに託し歌った、数々のナンバーを紹介。


さて今回、紹介するのはEarth,Wind&Fire "YOU"

Faces

Faces

これはアースのアルバムの中でも、お気に入りの1枚です。
70年代から日本でもお馴染みの"September"、"After The Love Is Gone"等、
次々と大ヒットを飛ばしてきた後のアルバム。何だかセールスは振るわなかった様ですが、
ヒット・ナンバーの旨みエキスがちょいちょい効いてて、憎めない1枚です。


語彙力が乏しいながら説明すると〜。
ツヤツヤしたモーリス・ホワイト、冴え渡るファルセットのフィリップ・ベイリー
このツイン・ヴォーカルも魅力ですが、一言では表せない程に多様な音楽性を、
"ソウル、ジャズ、ロックの融合"という名の下に大きなスケールで表現した大所帯バンド。
それが、アース・ウィンド&ファイア。


アースと言えば。。。
オジさんによく聴かせてもらったソウル・ミュージックの中には
必ずアースの名がありました。自分が小学生だった頃、オジさんとは夏休み、
冬休み、春休みにしか会いませんでしたが"レコード聴く?テープ、ダビングしてあげるよ"と
オジさんがよく聴いていたアルバムからチョイスして、ダビングしてもらっていました。
邦楽では竹内まりや山下達郎ユーミン矢沢永吉、たまにナベサダ
そして洋楽はアースが必ず入ってました。
でも、"September"、"Fantasy"、"Boogie Wanderland"、"After The Love Is Gone"・・・
まさにアースと言えば、のお決まりのナンバーが繰り返し(笑


ただモーリス・ホワイトのソロアルバムは小5の時にアルバムまるごと
ダビングしてもらいました。"Stand By Me"は、映画「Stand By Me」を観るまで
ずっとモーリスがオリジネイターだと思ってました。懐かしい。。。


自分の思い出というテープを再生すると〜。
オジさんに会う楽しみの一つで、自分のソウル・ミュージックの入口でもあって
聴く度に、一言では表せない程に胸をときめかせてくれた最高のバンド。
それが、アース・ウィンド&ファイア。


では長々と特集をしてきた「R&B Song Book "You"」は次回で最終回。
次回は紹介しきれなかったナンバーを、どーんと紹介します。