東京オフ会を振り返る。

7/21(土)のオフ会を振り返っておきます。


参加された皆様、ありがとうございました。
参加者は 8名(参加者様のお子様も含め)
自分の人生を掘り下げる瞬間、ふいにまだデリケートな胸の内に触れる瞬間
また皆さんと楽しく笑いあった瞬間。


いちオフ会で、これだけ感情が揺すられる話し合いは
なかなか無いものだなと、改めて感じました。


日常では味わえない感覚です。
僕が趣味で走るマラソンも非日常的ですが、
このオフ会も、非日常の体験ですね。


オフ会を企画する立場であっても、僕自身も当事者です。
外見上の悩みについては克服した様な、そうでない様な
何処か吹っ切れない思いがあるから、色々な方の話を聞きたいんですね。


今回のテーマは「治療」です。
治療を続けるか、否か。


僕もペンを走らせなければいけなかったのですが
話を聞きながら耳を傾ける内に、完全に引き込まれて発言内容がきちんと残せませんでした。
その中でも語り合いの内容で、ほんの一部ですがレポとして抜粋させて頂きます。


【 ※ 治療を続けている方へ、何故続けるのか、その終着点は?】
・「良くしましょうよ」と言う医師(病院)に巡り合えば、治したいと感じた。
 → 気になってないと思ってたけど、気にしてるんじゃないかと。
・顔の事が気になって、相手がどう思ってるのか気になる。
・他人から見ても、どう思われない様になりたい。
・これまで続けていたが、まだ大きな手術をしなければいけない中で、受け入れていかなきゃいけない事も
 自覚している。オフ会参加にあたり、どう受け入れれば良いのかも参考にしたいと思った。


【 ※ 治療をしていない、以前治療していたが今は受診すらしていない方へ〜 何故、治療をしないのか?】

・かつて親の勧めで治療はしたが、主体性を持って行った治療ではなかった。
(望まない事を主体性をもってされた事へのトラウマ)
・今後、治療を受けていても自分の人生には変わりない。これから治療するメリットを感じない。
・形成術的に、また別に美容形成も必要だと貯金も要る。社会人になって治療したかったが
 仕事をして、普通に過ごせているんだから要らないと思った。(それでも今後は医療的に手術は必要)


また以下の様な意見も上がりました。
・十分なお金と時間があれば、治療はやりたい → しかし、果たして何処まで治るのか。
 それでも続ければ治るんじゃないか、でもどうなのか。



この後、いじめについて、どんな学校生活だったか。
その中での先生の対応と、親子の関係にまで話が及びました。
印象的なエピソードも伺ったのですが、ここでは敢えて割愛させて頂きます。
レポならば全部、オープンにすれば良い訳ではない事。
参加者がどんな思いで吐き出した言葉かを考えると、安易に転記するものでもないと判断しました。



今回のオフ会では、意外と今まで話題になった様で、上がらなかった「親子の話」
自分も今更ながら、聞いてみたい様な、聞きづらい様な。


毎回の事ながら、オフ会は自分史を掘り下げる機会なんだと感じます。
見た目問題の当事者、ユニークフェイス・・・表現は何でもいいのですが
こういう疾患、同じ悩みを話し合う点で通じ合える出会いがある点に於いては
当事者冥利につきるのかなって思います。


また、お会いしましょう。
皆さんとお話ししたいものですね。